■太陽の神人黒住宗忠　　　　　　　　　　　　　　　　著者：山田雅晴

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	現在、混迷の度合いを深めている世相を打開するために、先覚者の知恵から新たな生き方を学ぼうという機運が急速に高まっている。 　ふつうは神に祈願する場合、｢神に自分の開運を祈る｣のであるが、本書では逆に、｢神のご開運を祈る｣という超・逆転の発想を紹介している。このコペルニクス的転回の神観は、幕末の神道家・黒住宗忠（くろずみむねただ）が提唱したものである。 　新しい人生哲学を理解するためには、｢どのような人物がどういう体験をして、その思想に行き着いたのか｣を知ることがまず先決である。 　どんなに立派な思想を唱えていても、実際の本人とのギャップがありすぎたのでは、説得力をもつことはできない。そこで、宗忠の生きた道を詳しく述べながら、なぜ彼が｢神のご開運｣という結論に行き着いたのか、を探っていきたい。 （はじめにより） （復刊本）

価格 1,359円(税別)

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